代表挨拶

愛知周産期地域医療連携協議会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

近年、少子化が進む一方で、ハイリスク妊娠や医療的ケアを必要とするお子さんは増加しており、周産期医療を取り巻く環境は大きく変化しています。また、母親だけでなく父親や子どもを含め、家族それぞれが精神的な課題や生きづらさを抱えるケースも少なくありません。加えて、核家族化や地域とのつながりの希薄化といった社会背景の中で、子育て期の家族が孤立しやすい状況もみられています。

このような状況の中、医療機関・訪問看護・行政がそれぞれの役割を担いながら連携し、妊娠期から退院後の生活までを見据えた切れ目のない支援体制の構築が、これまで以上に求められています。医療の場と生活の場をつなぐ視点を大切にしながら、家族全体を支える取り組みが必要です。

当協議会は、NICUを有する医療機関と訪問看護ステーションが顔の見える関係を築き、地域全体で母子とご家族を支える仕組みをつくることを目的として、2024年に発足いたしました。

現在は、定期的な連絡会の開催を通じて、多胎児支援や医ケア児支援、生活に困難を抱える家族の退院調整、事例検討など、現場の課題を共有しながら、より良い連携のあり方を模索しております。

すべてのご家族が安心してお子さんを迎え、地域の中でその人らしく生活していけるよう、今後も関係機関と協働しながら活動を続けてまいります。皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

愛知周産期地域医療連携協議会
代表 増田 綾